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馬に騎乗して運動の正確さ、活発さ、美しさなどを目指すスポーツ、技術体系、また競技種目である。障害飛越競技、総合馬術の分野では、20世紀初頭、イタリア騎兵将校のカプリリーが編み出した、鐙を短くして上半身を前傾させる騎乗法が広く採用されている。
馬術はオリンピックでは動物を使用する唯一の種目であり、選手自身の性別に左右されること無く、純粋に個人の技量を競うことの出来る唯一の競技でもある。
総合馬術競技のうち、クロスカントリーの様子
なお、オリンピックでは、馬場馬術(Dressage ドレッサージュ)、障害飛越競技(jumping ジャンピング)、総合馬術(Eventing イベンティング)の3種目によって行われるが、FEIによって開催される世界馬術選手権(World Equestrian Games)ではこれらに加え、長途騎乗(エンデュランス)競技(endurance riding)、レイニング(Reining)、馬車競技(en:Combined driving)、障害者馬術(en:Para-equestrian パラエクエストリアン)、軽乗競技(en:Equestrian vaulting)、の計8種目により行われる。
かつて、初めて競技として採用されたパリオリンピック(1900年)では「乗馬走り高跳び」「乗馬走り幅跳び」の2種目があったが、転倒・落馬の危険が高いため、この回のみで廃止された。アントワープオリンピック(1920年)では「乗馬フィギュア(個人・団体)」の種目があったが、この回のみで廃止された。
近代オリンピックにおいては、ヘルシンキオリンピック(1952年)にて騎兵将校以外の男子および女子の参加が認められるまでは、馬術は職業軍人だけが参加できる競技であった |